説明

抗エンドグリン抗体及び抗VEGF剤を用いる癌の併用療法

本出願は、キメラ抗エンドグリン抗体及び抗VEGF剤の組成物に関する。別の態様は、キメラ抗エンドグリン抗体及びベバシズマブの使用に関する。別の態様は、VEGF誘導型簇出を阻害するための組成物の使用に関する。別の態様は、血管新生を阻害するための組成物の使用に関する。


Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】
キメラ抗エンドグリン抗体を含む組成物及びVEGFアンタゴニストを含む組成物と細胞を接触させることによってVEGF誘導型簇出を阻害する方法であって、
前記キメラ抗エンドグリン抗体が、配列番号1に記載のアミノ酸配列を有する軽鎖可変領域(V)、配列番号2に記載のアミノ酸配列を有する軽鎖定常領域(C)、配列番号3に記載のアミノ酸配列を有する重鎖可変領域(V)、及び配列番号4に記載のアミノ酸配列を有する定常領域(Fc)を含む、上記方法。
【請求項2】
対象中の癌増殖を抑制する方法であって、キメラ抗エンドグリン抗体を含む組成物及びVEGFアンタゴニストを含む組成物を投与することを含み、
前記キメラ抗エンドグリン抗体が配列番号1に記載のアミノ酸配列を有する軽鎖可変領域(V)、配列番号2に記載のアミノ酸配列を有する軽鎖定常領域(C)、配列番号3に記載のアミノ酸配列を有する重鎖可変領域(V)、及び配列番号4に記載のアミノ酸配列を有する定常領域(Fc)を含む、上記方法。
【請求項3】
対象中の血管新生関連疾患を治療する方法であって、キメラ抗エンドグリン抗体を含む組成物及びVEGFアンタゴニストを含む組成物を投与することを含み、
前記キメラ抗エンドグリン抗体が配列番号1に記載のアミノ酸配列を有する軽鎖可変領域(V)、配列番号2に記載のアミノ酸配列を有する軽鎖定常領域(C)、配列番号3に記載のアミノ酸配列を有する重鎖可変領域(V)、及び配列番号4に記載のアミノ酸配列を有する定常領域(Fc)を含む、上記方法。
【請求項4】
前記組成物が、許容される担体又は賦形剤を更に含む、請求項1から3までのいずれか一項に記載の方法。
【請求項5】
前記抗エンドグリン抗体を治療用標識、診断用標識、又は両方で更に標識する、請求項1から4までのいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
前記VEGFアンタゴニストを治療用標識、診断用標識、又は両方で更に標識する、請求項2から5までのいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
血管新生関連疾患が癌、又は転移である、請求項3から6までのいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
癌が固形腫瘍である、請求項2から7までのいずれか一項に記載の方法。
【請求項9】
癌が上皮系腫瘍である、請求項7に記載の方法。
【請求項10】
癌が肺癌、婦人科悪性腫瘍、メラノーマ、乳癌、膵臓癌、卵巣癌、子宮癌、結腸直腸癌、前立腺癌、腎臓癌、頭部癌、膵臓癌、肝臓癌(肝細胞癌)、子宮癌、首部癌、腎臓癌(腎細胞癌)、肉腫、ミエローマ、及びリンパ腫から選択される、請求項7に記載の方法。
【請求項11】
血管新生関連疾患が血管新生/新血管形成によって特徴付けられる眼部疾患、糖尿病性腎症、炎症性腸疾患(IBD)、関節リウマチ、骨関節炎、癌、又は転移である、請求項3から6までのいずれか一項に記載の方法。
【請求項12】
眼部疾患が黄斑変性症である、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
眼部疾患が糖尿病性網膜症である、請求項11に記載の方法。
【請求項14】
血管新生関連疾患が炎症性腸疾患(IBD)である、請求項11に記載の方法。
【請求項15】
血管新生関連疾患が関節リウマチである、請求項11に記載の方法。
【請求項16】
血管新生関連疾患が骨関節炎である、請求項11に記載の方法。
【請求項17】
キメラ抗エンドグリン抗体が組成物中に約0.01mg/kg、約0.05mg/kg、約0.1mg/kg、約0.5mg/kg、約1mg/kg、約5mg/kg、約10mg/kg、約20mg/kg、約30mg/kgの量で存在する、請求項1から16までのいずれか一項に記載の方法。
【請求項18】
VEGFアンタゴニストが組成物中に約2.5mg/kg、約5mg/kg、約7.5mg/kg、約10mg/kg又は約15mg/kgの量で存在する、請求項1から17までのいずれか一項に記載の方法。
【請求項19】
キメラ抗エンドグリン抗体及びVEGFアンタゴニストが同じ組成物中に存在する、請求項1から18までのいずれか一項に記載の方法。
【請求項20】
キメラ抗エンドグリン抗体及びVEGFアンタゴニストが異なる組成物中に存在する、請求項1から19までのいずれか一項に記載の方法。
【請求項21】
キメラ抗エンドグリン抗体及びVEGFアンタゴニストを連続的に投与する、請求項1から20までのいずれか一項に記載の方法。
【請求項22】
キメラ抗エンドグリン抗体及びVEGFアンタゴニストを同時に投与する、請求項1から21までのいずれか一項に記載の方法。
【請求項23】
キメラ抗エンドグリン抗体及びVEGFアンタゴニストを同じ部位に投与する、請求項1から22までのいずれか一項に記載の方法。
【請求項24】
キメラ抗エンドグリン抗体及びVEGFアンタゴニストを異なる部位に投与する、請求項1から23までのいずれか一項に記載の方法。
【請求項25】
VEGFアンタゴニストが抗VEGF抗体である、請求項1から24までのいずれか一項に記載の方法。
【請求項26】
抗VEGF抗体がベバシズマブである、請求項25に記載の方法。
【請求項27】
1つ又は複数の血管新生阻害剤を投与することを更に含む、請求項2から26までのいずれか一項に記載の方法。
【請求項28】
血管新生阻害剤が化学療法剤、VEGF受容体阻害剤、又はそれらの組合せである、請求項27に記載の方法。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate


【公表番号】特表2013−502422(P2013−502422A)
【公表日】平成25年1月24日(2013.1.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−525630(P2012−525630)
【出願日】平成22年8月16日(2010.8.16)
【国際出願番号】PCT/US2010/045651
【国際公開番号】WO2011/022339
【国際公開日】平成23年2月24日(2011.2.24)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.テフロン
2.フロッピー
【出願人】(512039824)トラコン ファーマシューティカルズ、インコーポレイテッド (2)
【Fターム(参考)】